今日が年明けの感じがする日
新年が明けて一週間目。
正月らしい気分はまったくなく過ごしてたもんだから、なんかこう心があやふやだった。
なんでもそうだけど、特別な日に特有の事をしないとさらっと流れる。
今日はどうして新年を感じたのか?
きっとジムが移転したからだろう。
年の瀬の27日が最後の稽古だった。
それまでの稽古場はその日で終わり、新年明けたら5日から新たな場所での稽古。
5日は行かなかったから今日が初稽古となる。
初めて通る道に、初めての建物、全てが初めてだった。
とっても気分がいい。……が、ひとつ自分の悪い癖を見つけた。
生活環境にでさえ「あきっぽい性格」なのだと思った。
慣れ親しむ事に飽きを感じてしまう。常に刺激が欲しいと思う。
刺激を求める事は悪い事じゃない。
ただ、「逃げて」ばっかりの新天地じゃいけないと思った。
「攻めて」の変化。これだ。
今年の抱負は何かと聞かれたが、正月気分じゃなかったからハッとしただけで答えれなかった。
今日わかったぞ。
『攻めての新』だ。セメテノアラタだ。
お母さんから、ばあちゃんの遺影の写真添付のメールが届く。
ここに載せておこう。ばあちゃんは先月の19日に亡くなった。
もうこの世に存在しない人になってしまった。
いつどうなるか人生わからん。
そうだ。もうそんなに時間がないんだった。
あと一年でどこまで変われるだろうか。
どれだけ草を掻き分けて進めるだろうか?
進んで、もっと奥まで進んで、どこいったかわからんくなったら納得だ。
見える位置でごそごそやっててもダメ。
逃げるんじゃなく攻めてね、どっかいこう。