ぐて書き 第二期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから、ここにぐて書きして記憶を残しておこう。

片隅

恋人と呼べるのかわからない微妙な関係の『あの娘』。
同棲生活も半月を過ぎた。初めの頃の不思議な高揚感も落ち着き始め、お互いの色が出始めている。
つまり、共鳴する部分と不調和音。
 
「一人の時間」が大切だとずっと思っていた。一緒に暮らしだしても、一人の時間はどこかでつくらなけりゃいけないと思ってた。
自分だけの自分の為の時間……。
やりたい事は沢山ある。一人で黙々とやりたい事だ。あの娘と住みだしてそれらが進んでいない。
だからといって邪魔な存在だとはこれっぽっちも思っていない。
俺は新に思う。
「なぜ、俺はそれらをやる気にならないのだろうか」と。
恋心に振り回されているのか?
 
セックスは日に日に快感を増し、お互いの性器が相手に合わせようとしているみたいだ。体が求めている感じだ。
長い時間繋がっていたいと思う。マンコにぶっ挿したままで抱き合っていたい。
『濡れにくい』と言っていた、『セックスしてもアソコが痛い』と言っていたあの娘が愛液をあふれ出して腰を振り、何度も『チンポ気持ちいい』と連呼する姿はまさに女。
性の一致が素晴らしくいい。
 
人生には刺激とゆとりと安らぎと、笑い転げる思い出が必要だ。
あの娘の日常に俺は組み込まれてもかまわない。家族じゃなくていい。ペットじゃなくていい。音楽でいい。
あの娘にとって生活を彩る音楽のような存在でいい。
片隅にあればいい。
 
それはイコール「全て」ではない。
一人の時間が必要なのではなく、相手が知る事のできない裏が必要だって事に思えた。
騙すのではない、裏面を持つのだ。
それが陽が当たれば出来る影。
 
光が強ければ、影もまた濃い。