ぐて書き 第三期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから ここにぐて書きして記憶を残しておこう

公園じじいへの道

よく晴れた日だったね。休日である。
洗濯に掃除に買い物。テキパキやれば3時間で終わる。ワンルーム一人暮らしだからもっと短縮できる。
買い物ついでにスーパーで缶チューハイを買う。いままで買った事のない『梅』を買う。
朝から何も食べておらず、時刻は午後3時。すきっ腹に酒はまずいだろうと思い、適当にパンを買う。
ベンチに腰掛け、買い物袋を脇に置き、チューハイを飲んで落ち着いてみる。何とも言えない堕落感が襲う。同時に安心感も。つまり『ホッとしている』状態だった。
鳩がパン欲しさに近づいてくる。よくよく観察してみると、あやつらはいやらしい動きをする。しゃくにさわる動きだ。しらじらしい動きがため息を誘う。
そしてオスはダメだ。もっとも気に入らない生物がいたとする。その性別はきっとオスに違いない。間違いない。さしずめ鳩のオスは最低だ。
僕は彼がプライドを捨てない限りパンをあげようとは思わなかった。
 
一人ぼっちの休日も久しぶり。夕方がこんなに寂しかったなんてね、忘れてたよ。公園でぽけーっとするにはいい季節。穏やかな日だ。くそったれな平和だ。じじいだ。じじいの過ごし方だ。酒のせいなのか頭がだるい。
ブックオフで立ち読みしてたら後頭部が辛くなってきた。帰ってきたらこんな時間。
ちょっぴり寝てしまおうと思う。
最近はよく眠るので、このまま明日を迎えてしまうのではないかと心配だ。
 
何だか知らないが、無性にテレビゲームがしたくなっている29歳である。