第一段階の頂
後悔が過ちを引き寄せる。
過ぎた過去を悔やむのは失敗したから。
長い目でみれば実にたいした事ではない。
未来より現在、刹那を思うがあまりに後悔をする。
安定した未来が正解だと叩き込まれた結果がこれだ。
今を楽しくは素晴らしいものだが、全てを投げうるには社会的不安がある。
計画を立てる人間であれば、その中で瞬間を生きる。
度胸と勇気。
自らの正義を貫く度胸。
貪欲なまでの勇気に後悔はなし。
何の思い描きも覚悟もない勇気は無謀という。
悪くはないのだから気兼ねなく突っ込んでいけばいい。
思うがままに。
繰り返していくうちに学ぶのであれば、挑むだけ挑む。
最後に諦める。
やらずに後悔は諦めではなく、だらしないだけ。
失うのは自信そのもので、自分自身の正義に反する出来事なだけである。
『自分の殻』とはまさに『自分の正義』
そんなものは善でも悪でもない。
後悔の濃さは殻の厚さと同じである。
正義ぶるのもほどほどにするべきなのだ。