ぐて書き 第二期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから、ここにぐて書きして記憶を残しておこう。

遅々戦

親父は不良だった。
空手で鍛えていた。
迫力があった。
 
不良でもなく迫力もない僕は、ムエタイやキックボクシングで身体を鍛え、精神を鍛えていった。
どうだろう、親父と遊べやしないだろうか?
 
それなりに楽しめると思うぐらいにはなっていると思うが……。
 
試したい。
気持ちが強い親父だったが臆する事はない。攻めて打ち合いたい。
と思う。
 
死んでしまったから無理なんだけれど。
 
精神の部分で勝負をしたいんだ。
気弱な少年だった僕がどうなったかを見せておきたかったんだ。
一度でいいから。
 
これはやはり……男だからだろうか。
 
今ならもっといい親子関係を築けているはずだぞ、きっと。