本音はいつも扉の向こう側
合コンやら友達の紹介やらで好みのタイプの話になるよね。
ここは正直に言っていいのかどうか迷うところである。
変に恥らってつまんない答えは場がシラけるし……。
本当は、本音は『僕のチンポを好きな女』と言いたい。
が言える訳がない。
残念な事この上ない。
タブーやら禁句やらと領域を超えたくなるのが男のロマンであろう。
話のわかる女へは真の回答を言えるのだ。
『じゃあ、ちょっと試してみようか?』
とってもいい流れだ。
なんて素敵な女子。一発で惚れる。
てか、そんなやついねーよ。
いないかどうか立証したくなるのが男のロマン。
そう……ロマンなのだ。『くちまん』ではない。
まぁ、くちまんでもいいや。
男のくちまんで女はイク。
いろいろ妥協して『僕の身体を好きな女』にとどめて様子見てみよう。
それなりにノリがよくなければ受信は無理だろうがね。
『そういった事は俺のチンポを味わってから言うんだな』
とかの台詞は用意しておこう。
いつどこで使うチャンスがやってくるかわからないもんね。
僕はただ、相性の良いセックスをしたいだけなんです。