あての無き旅は心のやすらぎ
日々の生活の糧である仕事。
今、この暮らしの支柱が疲れつつある。
人間関係の一言に尽きるのだが、
良くなっていく関係と悪くなっていく関係が比例しているのが困る。
前者は閃きにも似た喜びがある。
後者はだんだんとドツボにはまる底なし沼のような気持ち悪さだ。
朝一の元気が最後まで持つかどうかが毎日の苦痛の種になっている。
とても小さい……。
やれやれな話だな、まったく。
意見の食違いなどではない。
思考の行く先が両極端なのである。
どうしたもんかね。
気にしたら負けですが、スムーズに過ごしていきたいと思うのが社会人。
たいした事ではない。
どうってことない。
だらけてたら本当にドツボにはまる。
わかっちゃいるけど『きっかけ』が寄って来ない。
掴み取るものだと人は言う。
わかってるんだ。
わかってるんだけどね……気分がのってこない。
旅に出たくなる時はいつもこんな気持ちだった。