ぐて書き 第二期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから、ここにぐて書きして記憶を残しておこう。

夢の影縛り

過去を振り返っても未来は反対側にある。
『あの頃が良かった』『あの時にこうしてれば』
後悔しても戻りはしないのさ。
「そんな時もあったなぁ」ぐらい。
 
最近夢を良く見る。
恋愛生活の振り返りが起こってる。夢の中で。
見るたびに古くなっていっているからなんか楽しい。
たぶん人生で一番好きだった娘の夢を見た。
一番長く付き合って、一番遠くに離れてしまった娘だ。
懐かしい青春の真っ只中でのパートナーだったんだ。
 
縁が切れてから7、8年が経つ。
彼女は27か28歳になるのか……。
結婚して子供産んで家庭持って暮らしているのだろうか?
ちょっと気になるな。
 
逢いたいとかもちろん思うけど、彼女がどう暮らしているのか知るだけでいい。
偶然の再会よりも存在確認。
「ん? もしやあの娘? あぁ、幸せに暮らしてんだ」でよい。
女々しい話だけどさ、そんな願望があるんだ。
探偵雇って調べてもらえばすぐ叶うんだろうけど、そこまで暗い性格はしちゃいない。
 
時が流れて変化した部分、進化した心、退化する若さ。
当時の彼女は花であった。
綺麗に育て上げられた黄色い花だった。
もう散ってしまってるかもしれないね……まぁいいや。
 
ちょっと夢に出てきただけでこの影響力である。
僕にとって彼女はただ者ではないのだ。
あの時の自分を愛おしく思う初夏の夢。
男も女も星の数ほどいるもんだから困るわ。
あの娘の影を引きずっているのかもしれないな。
やれやれな話だ。
 
さよなら、きっと愛してました。