腐る言葉達
久々にびっくりしたよ。
「まさか、そんな人がおるとは……」
まだまだ色んな人がわんさかおるね。
人間てすごいわ。
過去には出会ってただろう『ひどい人』
以前の僕ならば今回もそう思って許せなかっただろう。
「裏切られた」とかなんとかで心が埋め尽くされていただろう。
その当時に違和感も感じていた。
「そんなんはスパッと切り捨ててスッキリしたらいい」
しかしながら名残惜しい……。なんだろこれ?
頭の中で処理できない感情だったのである。
今回は見事に腐った。「枯れた」の方が表現いいかな……いや「腐った」でいこう。
その女は言葉を腐らせたんだ。
ほんとびっくりな出来事。
だからと言って、その女を恨むわけでもない。嫌いになってもない。
ただ信用はしない。
言葉の重みを考えない奴と同じ。言葉を腐らせる奴は信用できない。
会いたくないけど、ちゃんと会って話がしたい。
そんな矛盾してる気分になったこともあるだろう。
色んな考えがあって、様々な事情があって、分かり合えない異性心があっての言葉。
僕は未だにこの「言葉を腐らせた女」と酒を飲みたいと思っている。
信用してなくても酒は飲めるし飯は食える。
ただ抱く気はない。
得体の知れない心を抱いても楽しくないし、不味い。あと味は最悪だろう。
顔は好みだし、鋭い洞察力は尊敬するし、仕草には惚れる。
信用はしないけど。
見事なまでの「信用の壁の崩壊」を味わいました。