ぐて書き 第二期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから、ここにぐて書きして記憶を残しておこう。

落花輪

春が過ぎ、夏も終わりに近づいてきた。
書く事を忘れて暮らしていた。
同時に読む事も忘れていた。
 
女にうつつを抜かし……。
 
まさにぴったりな表現だと思う。
セックスに溺れ、二人でいる事が精神を麻痺させる。
ある面を見ればとても充実した花畑だろう。
裏返せば「侘び寂び」が遠く離れ、甘ったるい香りの中にいる気がする。
 
それで全然かまわないのである。
まったく問題なんてないのである。
幸せである。
 
恰好良く表現するならば、「俺の中の獣が目を覚ました」
アホみたいだけどそんな感覚があったりする。
暴れ馬を鎖につないでたら、ついに引きちぎりだした様な感覚。
 
両手いっぱいにすくい上げてもね、甲についた水滴を飲もうと思う精神。
見えない部分……でも自分の手。
そんなところをしっかり見たい。
 
飯も寝床も女もそろっているのに何が足りないというのだ?
 
もっと色んな考えに触れたいと思った。
まだまだ出会っていない人と言葉を交わし、酒を交わし、脳に刺激を欲しい。
そして自分の道を一歩進みたい。
終われない。
 
心地好い寂しさに身を置き、そこに感じる美に触れたく想う。
未だ永遠に興味はない。
刹那に涙する自分でいたいので困る。
 
本を読み、映画を観る。
音楽と酒に酔い、女を抱く。
 
こんなんだからまいっちゃうよ。ほんと。