ぐて書き 第二期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから、ここにぐて書きして記憶を残しておこう。

嘘に潜む真実

素直に言えばいい。
嘘をつくのは嫌いだ。
他人に言いながら、我が道もそうでありたいと思っている。
 
上からの悪意なきプレッシャーに負けてついてしまった嘘。
辻褄が合わないその場しのぎの弁護は嘘そのものだった。
理由は違うところにあって、「相手に失礼のない様に曖昧な理由」が嘘つきになってしまう。
不完全な安い嘘はばれやすく、逆効果として相手に悪印象を与えてしまう。
 
やんわりと断るつもりだったんだ。
ちょっと言葉を間違えてしまっただけ。
素直に断れずに疑問の残る返答をしてしまった。
 
悩む必要はないのだろうけど、事件の少し後に後悔の念にとらわれてしまった。
「なぜ、あの時にあんな事を言ってしまったのだろう」
「もっと違う言い方があったはずなのに……バカだなぁ」
 
ふぅ、やれやれだぜ。
過ぎてしまった事はどうしようもない。
言葉にして伝えてしまった事は過去だ。
塗りかえれない。現実は変えられん。
そこは認めて、発言に対してどうフォローしていこうか考えた。
嘘を嘘で固めるか……。もっともらしい言い訳を考えておこうか。
 
夜勤明けで疲れていた事もあり、頭は働かない。良い案が浮かばない。
ますます落ち込んでしまう精神。
困ったもんだ……。
 
言ってしまった事を受け入れて、半ば諦めの気持ちで風呂に浸かり、布団に入る。
よく寝れたもんだと思ったよ。
諦めの感情が強くなったのかな?
 
今回の嘘には微量の真実が含まれていた。
ぐっすり眠った後の脳に閃きが起きる。
もっともらしい言い訳ではなく、すべてを納得へ導く理由があった。
なんともいえない安堵感が身も心も癒す。
 
やってしまった事を変える事は出来ない。
諦めて眠ったほうが良い。
頭の中が整理されていい結果を生む。
くよくよ悩んでいるよりはいい。
 
知らなくていい事実達と確実な自己主張で嘘も嘘でなくなる。
隠れている本心は誰にもわからないままにしておけばいい。
いい勉強になった日であった。