ズレから生まれるストレスは器に収まらない。
久しぶりに気持ちのズレを感じた。
とても残念なのだが、時期的なものだから今は流す事にした。
相手の気持ちが掴めずに発言が遠のいていく。
交差点の様な出来事だった。
一点で重なったと思ったら、それからは離れていく一方である。
意地を張っているわけではないのだが、解決策が見つからないのだ。
きっと「駆け引き」に失敗したのだろう。……お互いに。
もう駆けれない。そんな気分ではなくなってしまったし、変に動くと誤解を生むので危険だ。
同じように引く事も出来ない。生まれるのは負の渦巻き。悪化の一途を辿る事になってしまいそうである。
この場所に居座る事がいいのだろう。そう思った。
ごく自然に。ごく当たり前に。普段通りに過ごす。
シラけてしまったのは事実なのだけど、この事を誰かに話すべきではない。
だけど、どっかで吐き出したくてここに書く。
チビの頃「王様の耳はロバの耳」がよくわからなかった。
あの床屋はどうして「言いたくてしかたなかったのだろう」と考えたものだ。
言っちゃいけない事は言わなきゃいいやん。
そのくらいの感覚でしかなかったが、大きくなってその心情がよくわかる。
すぐに忘れたり、そんな事は大した事じゃないと思える大きな器があればいいが、そんな心は持っていない。
消化出来ないものは吐き出すしかないのだからね。
ここで吐き出したから心に余裕が出た。
いつも通りに過ごせるだろう。
俺って奴は、なんて心の器が小さい野郎なんだ!