最高の予想
大晦日から寒さが厳しくなり、防寒具が必要になった。
今まで持ってなかったわけじゃないけど、その場しのぎの品ばかりだったからね、
ちょっとデザインを見てみようとしたわけだ。
写真のジャケットはたった2日間しか手元になかった幻の中綿ジャケット。
実際着用したのは1日だけだ。
不備が見つかり、それを選び抜いた自分を悔いた。たしかに悔いた。
まさに「シラケ」と自分への「怒り」と「情けなさ」のカオス。
何年たっても同じなのか……。そう思っていたんだ。
1万2千円。
たいした金額じゃないけど、使い道がけっこうある金額。
捨てる覚悟で買った店へ。
最悪の予想では、
「それはそういうモノなんで、しかたありませんよ」
返品も交換もナシ。
そん時は商品投げ捨てようと決めていた。
大きく反してこうだった。
「すぐに取り替えます。――別のにしますか?」
そんで値切った金額を正直に伝えると、買った品物の金額より高い品物と交換してくれた。
これはすごい出来事だった。
はっきり言って感動しちまった。
今年はいきなり躓くかと思ったが、なかなかどうして、大きくジャンプしたよ。
『KLEVE』とかいう店だったかな。覚えておこう。
行ってよかった。
行動してよかった。
面倒臭がらずに動いてよかった。
まぁ、イラっとした出来事も一つあったけども……。
それはまた次の日記で書くとしよう。