ぐて書き 第三期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから ここにぐて書きして記憶を残しておこう

2011-01-01から1年間の記事一覧

灰色の壁

ひとつの壁をつくってみた。 そうやって自分の感情を試してみようと思ったのだ。 知らなくていい事は知らないでおこうと思い始めたのは歳のせいか……? それとも、今までとは違った思考で経験値を得たいからなのだろうか。 「事実」がひとつ隠されたまま。 い…

欲の溜まり場

欲の深さが感情をはやし立ててドツボにはまる。 やれやれな話だ。 「あーしたい、こーしたい」が強まれば、 「あーされた、こーされた」も強まる。 嫉妬が狂わせる。 気に入らない。怒る。呆れる。 そんでもって、それさえも後悔する。 嘘の余裕で乗り切る。…

二逆

バカな罪を犯した罰があった。 しかしそれは、罪に対しての罰ではなかった。 罰が先に起きていたのだ。 時流では罰が先に起き、知らぬ間に罪を犯す。 だが、自分自身の順番では罪があっての罰。 納得せざる得ない……。 悔しいもんだ……。 やれやれ。 と、思い…

本性の罪

酔っ払ってしまうと破廉恥な行為に出てしまう。 これはもう癖なのかもしれないと思った。 アルコールに犯された頭には理性判断は出来ず、 その場のノリではしゃいでしまうのである。 後々聞いて「やってしまったなぁ」と。 自分に自信が持てないのではなく、…

謝り過ぎも毒

「はいはい……」 『はい』は一回でよろしいっ! とまぁ、よく聞く台詞だったりする。 ムカッとくる態度ではある。 言われて具合悪いから、自分では言わないように気をつけて育ってきた。 あと、首を縦に振るだけの聞き方も。 これらと似たものに『ごめん』が…

落花輪

春が過ぎ、夏も終わりに近づいてきた。 書く事を忘れて暮らしていた。 同時に読む事も忘れていた。 女にうつつを抜かし……。 まさにぴったりな表現だと思う。 セックスに溺れ、二人でいる事が精神を麻痺させる。 ある面を見ればとても充実した花畑だろう。 裏…

愚の美学

男の基本は「差し飲み」だと思う。 二人が偶然に時間が合い、「一杯どう?」となるのが僕の好み。 じっくりゆっくり話したいと思う。 でも「誰々を誘って、大勢でパーッとしよう」と言われると断らない。 断れない。ではなく、断らない。 好みからズレちゃう…

隠れ

あまりにも寂しい。 心も体も寂しくてしかたねぇ……。 そんな時に癒してくれるのは友達だったりする。 仕事の悩み、恋わずらい、生き方もろもろの抱え事。 ひとりで夜空の下で考えていた。 酒に酔い、なんとなく気持ちが上がってきたので部屋に帰る。 アルコ…

バラバラ

現実時間はひとつ。 この魂も、宿る身体もたったひとつ。 わかっているのは存在している肉体のみ。 頭の中はぐちゃぐちゃだ。 希望や夢やあれやこれやの想像の世界。 心と身体がバラバラ。 それなりに苦しい……。 ひとりの女性に恋心を抱いている。 とあるタ…

雪が降る中で立っていた。 どうした事か、その日はやたらと待ちぼうける時間がたくさんあったように思う。 バスや電車の待ち時間。人との待ち合わせのズレ。 黙って立っていた。 寒かったけど、心の寒さに比べれば外気はさほど凍みはしなかった。 事情を飲み…

腐る言葉達

久々にびっくりしたよ。 「まさか、そんな人がおるとは……」 まだまだ色んな人がわんさかおるね。 人間てすごいわ。 過去には出会ってただろう『ひどい人』 以前の僕ならば今回もそう思って許せなかっただろう。 「裏切られた」とかなんとかで心が埋め尽くさ…