詩
青い羽根が春風に舞う。
綺麗な響きやけど、よく意味がわからん。
詩ってこんな感じやと思う。
よくわからん。
詩を書くのはなぜか好きなのだが読むのは嫌い。
人の詩ほど気持ち悪いものはない。
自分も書くくせにである。
詩人は自己愛が強くお喋り……ナルシスト。
聞いてもいないことをベラベラと喋りまくる。
自分を語るのはほどほどにして頂きたいものだ。
だが、今一番読みたいのは他人の詩だったりするからおかしな話だ。
『戦後の詩』
という詩集なのだが、探しても見つけられない。
安西均という人物が著者ということを手がかりに探してみた。
なかなかないもんだね。残念ながら。
今読んでおきたい。何かを感じる。何か変化の予感がビリビリしてる。
ボクにとって詩は不思議なものだ。
好きだからかもしれない。大嫌いな部分があるということが。
探せども探せども見つからず。
想うあまりに影求め、いつしか歳をとってゆく。
見失うのは我が心。心忘れて見えはせぬ。
埃に埋もれた清き光よ。
はぁ。
ほんと書くのは好きなんやけど読むのはダメだわ。
重みがねぇ。命が軽い。
あ、そうかそうか。命の重みが欲しいんやね。
今。