失う第二段階への道
もしかしたら。
ひょっとしたら。
これが意外に腐っている。
期待感が活動の障害物となるケースへ導く。
ほったらかしにして忘れてたぐらいの図々しさが欲しいところ。
約束とは違う期待。
期待の裏側に潜むものは優しさの裏側と同じだ。
裏切られ感覚。
こっちの都合である。
求めているものではなかったが、ゴミとして捨てれないのは自信の無さがそうさせる。
ゴミである事を納得せず、いいところだけを掬い取ろうとする。
思い出をいつまでも引きずる奴は、ゴミを捨てる根性のない奴である。
いらないものを捨てる根性なのだ。
期待は裏切られるが怒っちゃいけない。
そんなものはさっさと捨てちまえばいい。
失ったものは存在自体を捨てる根性がなきゃ心に根を張られちまう。
『ひょっとしたら』なんてのは腐った神経の根だ。
つまらん期待なんかするもんじゃない。
全力で投げ捨てろ。