ぐて書き 第二期

良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分なんだから、ここにぐて書きして記憶を残しておこう。

灰色の壁

ひとつの壁をつくってみた。
そうやって自分の感情を試してみようと思ったのだ。
 
知らなくていい事は知らないでおこうと思い始めたのは歳のせいか……?
それとも、今までとは違った思考で経験値を得たいからなのだろうか。
「事実」がひとつ隠されたまま。
いいや、あえて秘なるものとしている。
 
なんでも真実を知っておきたいと思ってた。
把握しておきたいと思っていた。
知らない事はないものとして過ごしたいと思っていた。
 
それでは窮屈である。
疑心に喰われておかしくなってしまう。
蝕む害虫で心身共に病んでしまう。
 
「正直にぶつかり合えば分かり合える」
とはいかないもんだ。
本音をぶつければ本音が返ってくるならよいのだが、ほとんどの場合はそうではない。
自分の物差しで相手を計るのをやめよう。
それぞれだから……。
 
壁をつくる事で冷静になる。
同時に冷たくもなる。
僕は今までこの感情に耐え切れなかった。
胸が苦しくなる感覚、ぐっと込み上げる感覚が怖かった。
だからこその「あえて」の壁。
 
煮え切らない自分を、はっきりした人間に変える為に試してみよう。
そう思って「知らなくてもいい」をつくってみた。
これから先、耐え切れない自分がいたら失敗したって事だ。
その時はその時だね。

自分を生きるのが下手なのは、心の弱さがあるからだろう。
相手を傷付けまいとする情の脆さは鍛えねばならない。
性格を広げるいい機会だと思って今を過ごしている。
 
気だるい日々ではある……。